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2010年4月12日 (月)

エスペランサ・コレジオ

“若い向上心”後押しする夜間学校入学式

[2010年04月13日 10:17]

それぞれの目標に向かって集まった生徒。授業料が無料なのも魅力

 大分市立エスペランサ・コレジオ(市内東鶴崎)。ポルトガル語で「希望の学舎(まなびや)」を意味する学校で、30歳代までの昼間働く青少年が、資格取得や技術の向上を目指したり、趣味を深めるために夜間に学んでいる。9日夜に入学式があり、26コースに396人が入学。意欲に満ちた“学生”が集った。

 同校の入学資格は市内に住む15歳から29歳まで(定員に空きがある場合は39歳まで)。授業は基本的に、午後7時から2時間で、週に1、2回。働きながら学べるように無理のないスケジュールを組んでいる。市の生涯学習施設との位置付けから、授業料は無料なのも人気の理由。資格取得できるコースはすでに定員に達している。
 介護福祉士の資格を持ち福祉施設で働く渡辺祐基さん(22)は、簿記の資格を取るコースを受講。「将来、自分で施設を開いてみたい。そのために“数字”に強くなりたい」と、夢の実現が入学の動機だ。会社員の中尾元樹さん(25)は第3種電気主任技術者の資格を取るコースに。「電気関係の仕事に就いているので、もう一つ上の資格を取りいい仕事をしたい」と目的は明確だ。
 文化祭やボランティア活動といった年5回の“学校行事”もある。ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を取ろうとしている会社員、貴田健史さん(24)は「若い世代が、それぞれの目標に向かって集まる貴重な学校。仕事以外に、いろんな人とつながりができる」と、昨年に続き2年目の受講をしている。
 大学生の岩下加奈さん(19)は「授業料が無料なので私のお小遣いの範囲で学べる。大学の勉強以外に視野を広げられるのでうれしい」と期待している。
 淵野政昭校長は「このような形式の“学校”は全国的にも珍しい」とし、「社会人の“学生”同士がお互いに頑張り合える場所。前向きでまじめな青年が多い」と話している。

<ポイント> エスペランサ・コレジオ 
 日商簿記2級、宅地建物取引主任者、社会保険労務士、インテリアコーディネーターといった資格取得を目的としたコースや陶芸などの趣味を深めるコースが合計26コースある。修業年限は1年間。授業料は無料だが、教材費の実費が必要。「空きのあるコースがまだある。6月末まで入学できる」と同校(TEL097・522・3415)。

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