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2010年9月30日 (木)

飲んだらのれん犬

交通安全に活躍「飲んだらのれん犬」死す

[2010年09月29日 14:35]

アンチョビの死を悼んで手を合わせる近所の子どもたち=28日、大分市舞鶴町

 「飲んだらのれん犬」の愛称で親しまれ、大分市長浜校区の街頭で長年、交通安全を呼び掛けてきた雑種の雌犬が惜しまれながら亡くなった。
 この犬は県交通安全協会大分中央支部副支部長の篠田正治さん(72)=舞鶴町=の愛犬「アンチョビ」。26日に老衰のため、20歳で息を引き取った。
 アンチョビは約10年前から、「警察犬のように、人の役に立てることはないだろうか」と考えた篠田さんに連れられ、街頭に立つようになった。
 2年前に、県警の飲酒運転撲滅を訴える合言葉「飲んだらのれん」をもじって、当時の大分中央署幹部が「飲んだらのれん犬」と命名。法被を着て、街頭で交通安全を呼び掛けた。性格は穏やかで近所の子どもたちからは「チョビ」と呼ばれ、人気者となった。
 アンチョビの死亡後、篠田さんは自宅の勝手口付近に「遺影」を飾った。近所の子どもらが訪れ、「交通安全に気を付けます」などと言いながら、お参りをしている。篠田さんは「登校中に手を合わせてくれる子どもたちや、通り掛かりに花を供えてくれる人がいる。とても寂しいが“遺志”を引き継ぎ、これからも交通安全を呼び掛けていきたい」と話している。

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