« 関ジャニのアルバイト大分 | トップページ | 全国少年フェンシング大会 »

2010年12月 2日 (木)

中3社会:被疑者と容疑者

 先日、中3から「容疑者と被疑者の違いは何ですか?」と聞かれました。中3の公民の授業っぽく言うと、逮捕された・あるいは容疑があり逮捕される直前の人を「被疑者」と言い、起訴、つまり裁判されたら「被告人」となる。

 ただし、マスコミ(英単語的には正式には、マスメディアと言った方がいい。)はすべて「容疑者」と表現しています。理由は、「被疑者」と「被害者」を混同する人がいるから、という配慮だと思います。

 一部教科書では、「容疑者」と書いてあるらしいですが、法律用語はすべて「被疑者」と書かれてあるので、「容疑者」と書かない方がいいと思う。例えば、「国会」が作ったものは「法律」、「政府」が作れば「政令」、「地方」が作れば「条例」と使い分けているのは、法律の条文にそう書いてあるからです。公民の授業で「大分市が作ったもの」は「条例」と答えなきゃいけないのと同じ。「刑事訴訟法」には「被疑者」と書かれてあり、「容疑者」とは書かれてありません。

 ただし、「入国管理法63条」には「容疑者」と書かれてある。

 結論としては、どちらも同じ意味だが、法律用語なので学校では「容疑者」じゃなく「被疑者」で答えたほうがいいと思う。

 余談)犯罪というのは刑法に書かれてある内容であり、これはあくまで「国」対「個人(私人)」の関係が刑事事件です。

 それに対して、男と女の離婚問題や財産相続、土地取引などは「私人」対「私人」なので民事裁判です。

   吉田

« 関ジャニのアルバイト大分 | トップページ | 全国少年フェンシング大会 »